ベビー布団は大人用とは違います

赤ちゃんは一日の大半をお布団の中で過ごします。
ベビー布団は大人用の布団とは構造が違います。
布団に求められる機能が違うからです。

赤ちゃんの特徴として以下のようなものがあります。
・汗っかき
・寝返りが激しい
・骨格が未成熟
・体温調節が苦手
・肌がデリケート
・首が座っていない
・一日のほとんどをベビー布団で過ごす
赤ちゃんと大人では身体の機能が違います。
赤ちゃんの身体に合わせて作られている布団がベビー布団です
大人用布団の中に入れて添い寝をすることもありますが、基本的にはベビー布団で寝かせてあげましょう。









どのくらいの頻度で洗濯するといいのか
赤ちゃんは汗っかきな上に一日中寝ています。
ベビー布団を干すタイミングも掴みにくいので、気づけば布団の裏側がカビで真っ黒、なんてこともあります。
ですから、こまめに干してあげることが大事です。
ベビー布団を清潔に保つためにはカバーやシーツは頻繁に洗濯するのがいいでしょう。
ベビー布団本体も、月に2回くらいは洗濯するのがおすすめです。



洗濯機で洗う
ベビー布団を洗濯機で洗う方法です。

①準備
ファスナーはすべて閉じます。
開けたまま洗濯するとファスナーが壊れやすくなるのです。
これは布団カバーなどでも共通です。
Wの字を作るように屏風畳みにして、丸めたらヒモで縛ります。
または大きな洗濯ネットに入れます。

②つけ置き洗い
洗濯機に水を張り、ベビー用洗剤で洗濯液を作ります。
そこに丸めた布団を入れてつけ置き洗いします。
※洗濯機のモード
浸け置き洗いでも十分ですが、洗濯機の「押し洗いモード」「毛布モード」などの優しい水流で洗濯することも可能です。

③すすぎ
排水して脱水、水を入れ替えてすすぎます。
洗濯機で長時間すすぐと布団を傷めることがありますが、手でベビー布団を上下に揺すると傷みにくいです。

④脱水
軽い脱水でかまいません。
ベビー布団を持ち上げられる程度が目安です。

⑤干し方
乾燥を早めるために、M字干しか三角干しにします。

浴槽での洗濯
ベビー布団を浴槽で押し洗いする方法です。

①準備
ベビー布団を屏風畳みにしてから折りたたみ、浴槽の中に収まるサイズにします。

②つけ置き洗い
ビー用洗剤で洗濯液をつくり、ベビー布団を沈めます。何度も手で押し込んで、布団の中まで洗剤が染みこむようにします。

③すすぎ
30分ほど浸けこんだらシャワーですすぎます。
貯めすすぎでもかまいませんが、洗剤の成分は流しておきたいですね。

④脱水
浴槽のふちにベビー布団をかけて脱水します。
このとき洗濯機で脱水すると早く済みます。

⑤干し方
乾燥を早めるために、M字干しか三角干しにします。



ベビー布団を洗濯するときの注意
布団の敵は湿気です。
洗った後はしっかり乾燥させましょう。
また、敷き布団は堅めの芯が入っているのでご家庭での洗濯は難しいです。
掛け布団や敷パッドは自宅での洗濯もできますが、敷き布団を洗濯するなら業者にお任せいただくのが無難です。