ご自宅でも洗える!毛布の洗濯方法

毛布は直接肌に触れて使いことが多いです。布団にあわせて使ったり、毛布だけで過ごす時も多いので長いシーズン使う事が多く、汗や汚れがたまりやすくなっています。
大きくてかさばるものなので洗うのも手間だと考えなかなか自宅で洗わないという人も多いと思いますが、ワンシーズン使う間に1~2回は洗い、清潔でふわふわの肌触りを保つようにしましょう。




洗う準備
まず毛布といっても洗い方に違いがあります。
毛布についている洗濯表示をしっかり確認し、水洗い出来るものなのかドライクリーニングするべきものなのかを見ましょう。
水洗いの場合も何℃の水で洗うのが適正かまで書いてありますのでそこもしっかり見ましょう。
▼用意するもの
・毛布
・お洒落着用洗剤
・柔軟剤
・洗濯機を使う場合毛布が入る洗濯ネット

中性洗剤使用のマークがついていない毛布は通常の洗濯洗剤の使用が可能ですが、素材の風合いが大切な毛布の場合は、衣類に優しいお洒落着用洗剤でのお洗濯をおすすめです。

汚れやシミで目立つものがある場合は先に前処理をしておきましょう。
ドライ洗剤を軽くつけ、少し時間を置いた後にブラシに水をつけて軽く叩くか優しくブラッシングしておきましょう。


洗濯機
1:毛布を軽く畳んで洗濯用ネットに入れ、洗濯機の毛布コースまたは手洗いコースを選ぶようにしましょう。
2:お洒落着用洗剤と柔軟剤をセットして洗い上がりを待ちます。
3:干す時は日陰を選ぶようにしましょう。
日向に干すと日光により黄ばみや色あせを起こす場合がありますので注意して下さい。
日陰で竿を二本使ってM字型になるように干し、時々裏返すようにすると早く乾きます。
乾くまでに、全体に洋服ブラシを掛けると、ふんわりときれいに仕上がります。



手洗い
洗濯機を使わず手洗いする場合は浴槽を使います。
毛布にもよりますが、水温はだいたい30℃以下にしましょう。
1:浴槽に10㎝くらいの水をはって、洗剤をよく溶かします。
2:畳んだ毛布を洗濯液にひたし、足で踏み洗いしましょう。
3:すすぎは、浴槽に15cmくらい水をはって足踏みし、水がきれいになるまで、数回繰り返します。
4:仕上げに柔軟剤をよく溶かし3分ほどつけ置きします。
5:水を抜いて、足で踏んで毛布の水気を切ります。
6:しずくがたれるようなら、浴槽のフチにしばらくかけておくにしましょう。その後洗濯機と同じ要領で干します。


水洗い不可・ドライ表示のもの
中には水洗い不可表示のものや、ドライマークがついている毛布もあります。
ドライマークとは特にデリケートな素材のものに表示されていて、ドライクリーニングが出来るという表示ですが、ドライクリーニングじゃないといけないという表示ではありません。
そういった毛布を洗濯する場合は素材と色落ちをチェックすればご自宅で洗うこともできます。


1:手洗い同様浴槽に30℃以下のお湯をはり、お洒落着用洗剤を溶かします。
2:毛布をそっと漬け込みます。この時毛布を動かさないように注意しましょう。
3:洗濯機で脱水します。
4:綺麗な水にとりかえて静かに沈めてあげます。
5:再び脱水します
6:綺麗な水に取り替えて静かに沈めます。柔軟剤を使う場合は更に新しい水に使用量の目安に従って入れ、静かに沈めます。
7:洗濯機で脱水し、干しましょう。

基本的に自宅で洗っていいものはアクリル・ポリエステル・綿素材の毛布のみです。
ウール・カシミア・キャメル・シルクなど、動物性繊維を使った毛布や色落ちが心配なものはクリーニング屋ドライクリーニングしてもらうのをおすすめします。